基本的な投資の考え方

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投資の考え方としてどのくらい儲かるのかということがあるわけですが、実際それを計算するというのはなかなか難しいものではあります。

利益率などといったような名前で、ある程度分かるような数字の出し方はあったりはしますが、それが確実なわけではないのは理解しておきましょう。

例えば株式投資における配当金というのが実に分かりやすい年間の利益率といっても良いのですが、その株価すら動くわけですから、そこでさらに利益になる可能性もありますし、逆にダメということもあったりします。

元金保証の上に利益率も決まっているというタイプのものとしては、国債などがあるわけですが、これにも全くノーリスクというわけではなく。貨幣価値そのものが変わるというリスクがあったりします。
要するにインフレリスクと呼ばれるものになるわけです。

長い間日本はほぼデフレだったのでこのインフレに対するリスクというのはほとんどなかったという状況がありましたので、あまり意識されていないリスクの一つにはなってきてしまっていますが、今でも低リスクではあるが長期的な投資をするときなどにはこのインフレのリスクというのをよく考えて行わなければならないということになるでしょう。

但し、すべてにおいてリスクが悪いわけではないです。リスクにも色々と種類があり、変動リスクと呼ばれるものは動くからこそ、利益に繋がることもあるわけです。
前述の通り、株価が動くからこそ、その差額が利益になることもあるわけです。

ですから、リスクがすべての投資においてよろしくないこと、というわけではないです。動かないことが利点となることもありますが、動くことこそが大きなリターンに繋がることもあるわけです。

ですが、損失が発生することという意味においてのリスクであれば投資においては避けるべき事柄になる可能性が高いことも確かです。
額面が変ることなく、それも短い期間で利息なりを貰うことができる安定的な投資先というのが理想的であるのは確かです。

投資できる金額が大きければ大きいほどスケールメリットというのを狙って行くこともできます。投資できる金額が大きいというのは選択肢が広がるからです。

投資というのは投資金額とリスクとリターンという三つの柱によって成り立っていると考えて良いでしょう。すべてを十全と備えることができないにしても、どれか一つを意識して投資の計画を組み立てていく、ということができれば様々な意味において投資は成功しやすくなるわけです。